名称 | 農事組合法人 宝珠山きのこ生産組合 (ホウシュヤマキノコセイサンクミアイ) |
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代表理事 | 川村 卓三(カワムラ タクミ) |
設立日 | 平成5年7月 平成23年1月 加工所設立 同4月 直売所開店 |
組合員 | 6戸7名 |
出資金 | 300万円 |
所在地 | 〒838-1702 福岡県朝倉郡東峰村大字福井2697 |
設立の経緯 | ・村の特産物である椎茸の栽培規模拡大・定着を目指し設立 ・原木による椎茸栽培から自家製造菌床での栽培へ転換 ・近年、椎茸以外の食用きのこの生産に着手 |
生産施設 | 栽培ハウス 7棟 1200m² 平成5年12月 培養ハウス 4棟 780m² 平成22年4月 選果施設 1棟 300m² 平成10年3月 作業棟 1棟 300m² 平成10年3月 |
生産量 | 生椎茸 約80t |
栽培可能なきのこ | シイタケ、ハタケシメジ、タモギタケ、ヒラタケ、ヒマラヤタケ、アガリクス茸 |
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明治~大正~昭和初期川村松太郎(初代)山商いの傍ら、原木椎茸の栽培を行う。
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昭和36年(1961年)川村久雄(二代目)が本格的な原木栽培を始める。
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昭和43年(1968年)川村卓三(三代目)高校を卒業後に家業の手伝いを始める。
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昭和53年(1978年)当時兄夫婦とともに行っていた共同作業をやめ、作業の効率化を目指し、原木6000本、現金150万円を元に独立。当時の設備は簡易なビニールハウス1棟(約100㎡)のみ。
時期を同じくして、本格的なハウス栽培に取り組むために暖房完備の鉄骨ハウスを建設。 -
昭和59年(1984年)生産規模拡大のため、自宅敷地近くに土地を整備し作業場を建設。
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昭和の終末(1988年前後)中国産の椎茸の輸入が盛んになり、生椎茸の価格は暴落。
*中国では日本資本のてこ入れで菌床栽培が本格化し、その成果は日本向けに輸出が始まったほどであった。 -
平成の初め(1990年前後)日本国内でも菌床栽培の技術が確立され徐々に増えてくる。時期をほぼ同じくして、菌床栽培技術の習得研修、研究を始める。
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平成5年(1993年)省力化・将来性・村おこしを目標に掲げ、6戸7名が集まり「農事組合法人宝珠山きのこ生産組合」を設立。
「農業は一人でやる時代ではなくなる」とは3代目の言葉。
当時、村内ではもちろん、九州でも初めて国の認可が下りた補助事業(林業構造改善事業)であった。 -
平成22年(2010年)培養舎を新設
3か所に点在する原木栽培時代からのハウスを利用しながらの培養は熱効率が悪く、森林整備加速化・林業再生事業の補助金を受け、培養舎を4棟新設する。 -
平成23年(2011年)加工所・直売所を新設、同4月より営業を開始
生産・加工・販売を手掛ける6次産業化を目指し加工所を新設。
近隣の農家の野菜も集まる直売所を土日のみ営業する。
有限会社フレッシュフルーツメイト
自然計画株式会社
徳山青果株式会社
有限会社ティース
株式会社綾部農園
JA筑前あさくら
風と野の紀行