水が一番しいたけの菌床栽培では菌床の約65％を水分が占めます。それだけ生育するきのこに及ぼす水の影響は大きいのです。当組合で菌床製造に用いる水は平成の名水百選に選ばれた東峰村の岩屋湧水を源流とする水。口に含んだ時に「じゅわっ」と染み出るきのこの水分の美味しさはここにあります。

鮮度が一番どんなに美味しいきのこでも鮮度が落ちてしまうと味はイマイチ。当組合ではできるだけ新鮮なものをお客様にお届けするために、その日の朝に収穫したものを出荷するようにしています。鮮度の違いは”ひだ”の色に表れます。お客様ご自身で手にとってお確かめください。

安心・安全への取り組みきのこは生育の過程で、菌床の中や大気中に存在する成分を自身の体内に取り込みます。当組合の生鮮きのこは全てハウス栽培。大気汚染の問題が顕著化している今、ガスや雨水に触れることのない屋内栽培の安全性が再認識されています。

「あの子にもこの子にもきのこを」加工部のテーマにもなっているこの言葉。加工部「きのこの木」の商品は全て、卵・乳製品・動物性たんぱく質フリー。化学調味料、添加物も一切使用せず、アレルギーをお持ちの方でも、食に関して制限のある方にでも、手に取っていただける商品づくりを目指しています。

原材料まで顔が見えるものづくり加工品を作るための主な材料は生産者さんから直接買い付けるものがほとんど。その全てが東峰村から半径10km圏内で生産されたものです。調味料にもこだわり、東峰村に聳え立つ英彦山系の伏流水を使用した美味しい地酒。福岡県で米だけを原料に、昔ながらの製法で醸造されるコクのある米酢。東峰村で醸造される味噌。そして村の特産である柚子。原材料の作り手の思いまで込めた商品づくりをしています。