菌類の総数で言うと、世界には分かっているだけで75,000種が存在します。
未だに発見されていない・名前のついていないものが地球上には1,500,000種はあると言われています。
きのこの種類は5,000〜6,000種類
日本には約13,000種の菌類が生息し、”きのこ”と呼ばれるものは5,000〜6,000種。
名前のついているものが2,000種。
食用とされるものは200種。
特に好んで食用にされるのは70種。
このうち、人工栽培が可能な食用きのこは約60種。
私たちの食卓にのぼるきのこは地球上に存在する菌類の0.004%にすぎないのです。
ここでは当組合で栽培中、もしくは栽培が可能なきのこの一部についてご紹介いたします。
しいたけ
どんな調理法でもおいしく食べられることで一般家庭の食卓に上がる機会が多く、数あるきのこの中で最も認知度・人気の高いきのこです。生しいたけ
きのこ生産組合では一年を通じて栽培を行っており、家でプチ栽培できる当組合の「しいたけ栽培キット」は大人気です。
ひらたけ
このきのこの美味しさは何と言っても出汁の美味しさです。
汁物、鍋物、炊き込みご飯など、さまざまな料理に利用でき、当組合でもお馴染みの「きのこだし」のような加工食品にも用いられており、とても人気があります。
ハタケシメジ
くせのない味とシャキシャキした食感が特徴のきのこです。
「香りまつたけ 味しめじ」と言われるしめじはホンシメジのことを指しますが、分類学的にこのホンシメジに最も近いきのこです。
身近な環境で発生し、よく目にするきのこなのですが栽培が難しく市場での流通量はあまり多くありません。
タモギタケ
見た目がとても鮮やかな黄色いきのこです。
他のきのことは異なる独特の甘い香りと出汁が特徴です。お吸い物や鍋、炊き込みご飯などに利用されます。
マイタケ
その昔山に生えるマイタケは大変貴重で、それを見つけた人が舞い上がって喜ぶので「まいたけ(舞茸)」と名付けられたという言い伝えもあるきのこです。
歯切れが良く、特に天ぷらなどに利用されます。
アガリクス茸
スーパーなどでおなじみのマッシュルームと同じ仲間のきのこです。
菌床の作成から子実体の発生まで一貫して当組合で行っています。
非常に傷みやすいきのこなので、当組合では収穫後すぐに乾燥し、乾燥きのこ・粉として販売しています。アガリクス茸