実験!乾燥きくらげ「水戻しで7~10倍になる」って実際どれくらい?
生きくらげの栽培シーズンが終わり、保存がきく乾燥きくらげを皆様におすすめしています。
「乾燥きのこは戻す手間が……」とか「何に使ったらいいのか……」と、避けられがちですが、乾燥きくらげは意外と簡単に戻せて、どんな料理にでも合わせやすい食材なのです。
当組合の乾燥きくらげ、ラベルにもどどーん!と
「水で戻すと約7倍の量になります」
と記載しております。 しかし、商品を見ただけではわかりにくい。
東京ドーム〇個分というのと同じぐらいわかりにくいですね。
じゃあ、7倍の量はどれくらい?
そこで実際に水戻しして比較してみることにしました!
準備したのは同じ重さの乾燥きくらげ。
それぞれ10gずつきっちり測っています。
ボウルの大きさは約直径15cm。手のひらを広げたぐらいの大きさです。
2時間でだいたい元の大きさに戻りました。
実際に料理で使う時は、使う日の前日か朝に水につけて、
夏季は冷蔵庫、冬季は涼しい所で戻していただくと良いと思います。
ぬるま湯で戻すと早く戻ります。
乾燥きくらげは想像以上に大きくなる
これだけの量があれば、スープにも炒め物にも十分な量ですね!
ラーメンの具としてに乗せるには、かなり多いです。
一袋30g入ってますので、3食分に使えます。
刻んで電子レンジで600w2分30秒加熱してラーメンのトッピング。
大ぶりに切って、卵と豚肉と炒めて木須肉(ムースーロー)。
一口大に切ってお鍋やスープに。
きくらげはきのこ類の中でもミネラルと食物繊維が豊富で、
その独特な食感が楽しい食材です。
ぜひ日々の食卓に。